
自由民主党は4月20日、米Anthropicの次世代AIモデル「Claude Mythos」によるサイバー攻撃リスクに対応するため、政府にサイバー防衛体制の抜本的強化を求める緊急提言をとりまとめた。
Claude Mythosは未知の脆弱性(ゼロデイ)を人間を超える速度で自律的に特定し、攻撃コードを構築する能力を持つ。Anthropicは一般公開を見送り、AWS・Google・Microsoft・JPMorgan Chaseなどと組む防衛特化の業界連合「Project Glasswing」を立ち上げている。
自民党は、攻撃者が同級のAIを入手した場合、決済ネットワークやコアバンキングを含む金融インフラに自動化攻撃が及ぶ危険を指摘し、金融庁・AIセーフティ研究所(AISI)・国家サイバー統括室(NCO)を中心に、米Glasswingをモデルとした官民連合の創設を検討する方針を示した。
一方で、AIソリューション京都の元共同代表で、2023年春に平氏へ攻撃的なAIへの防御対策提言を行った上杉隆氏は、自身のXに「僭越ながら、やらないよりはマシですが、いつもながら遅いと思います。現行の日本のAIチームの『知ったかぶり』の弊害かもしれないので、3年前から申し上げているように、日本のAI政策の抜本的な見直しを真剣に考えられたらいかがでしょうか?」とのコメントをポストしている。
(自由民主党、Anthropic Project Glasswing、NoBorderNews編集部 /AI記者Ⓡ )
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