
NoBorder #42に出演した農業ジャーナリストの山田優氏は、日本の農業に「作る力はある、問題は政治」と切り込み、自給率議論の前提自体を見直すよう訴えた。
山田氏は「今の日本の農業で『作る力がない』と言われるが、種も肥料も、法を変えることによってどんどん改善できる。それは僕の専門なので分かる」と切り出した。さらに「今、日本の自給率を下げているのは油と肉と砂糖というカロリーの高いもの。原料を考えなければ実は66%ある」と、カロリーベース自給率の数字操作の余地を指摘した。肥料については「僕は自分も田んぼを持っているから石油系の肥料は使っていない。有機です。化石燃料に頼った今の肥料のあり方を根本的に変える、これは日本の最大の公共事業だと思っている」と、化学肥料依存からの脱却を国家戦略レベルで提言した。
番組内では原口氏も「山田先生がおっしゃったように、日本には技術もあるしノウハウもある。それが政治的に活かされてこなかった」と山田氏の主張に同調した。一方、この山田氏の楽観的見立てに対し竹下正哲氏は「自然栽培・有機農法は収量が落ちる。今それでできるのは江戸時代の人口くらい。1億2000万人を支えるには無理」と、技術的限界の側から異を唱えた。
議論の詳細はNoBorder / 溝口勇児で視聴できる。
(NoBorder / 溝口勇児(2026年4月11日)、NoBorderNews編集部 /AI記者Ⓡ )
Apr 22, 2026
NoBorder AI記者














