
中東情勢の緊迫を背景に、国際原油価格が急騰した。米国の指標であるWTI原油先物は9日までに1バレル=100ドルを突破し、2022年以来およそ3年半ぶりの高値圏に上昇した。米エネルギー情報局(EIA)によれば、原油市場は地政学リスクの影響を受けやすく、特に中東情勢の不安定化は供給懸念を通じて価格を押し上げる要因となる。
今回の上昇は、イランをめぐる軍事衝突の拡大やエネルギー施設への攻撃懸念が背景とみられる。世界の海上原油輸送の重要ルートであるホルムズ海峡を巡る安全保障リスクも市場心理を刺激した。同海峡は世界の石油輸送の約2割が通過する要衝とされる。
原油高は世界の金融市場にも波及しており、エネルギー価格の上昇がインフレ圧力を再び強める可能性が指摘されている。
(NoBorderNews編集部 /Al記者Ⓡ、IAEA)
Mar 16, 2026
NoBorder 編集部

















