
英国政府のAI安全機関(AISI)は4月30日、OpenAIのGPT-5.5に対するサイバー能力評価の結果を公表した。評価では、企業ネットワークへの侵入から機密データ窃取までを自律的に行う32ステップのシミュレーション「The Last Ones」(TLO)において、GPT-5.5が10回中2回を完遂したと報告された。同シミュレーションを完遂したのは、AnthropicのClaude Mythos Preview(10回中3回)に次いで2例目となる。
AISIは「AIの急速なサイバー能力向上は特定モデルの突破口ではなく、より一般的なトレンドの一部である可能性を示している」と分析した。また、エキスパートレベルのCTF課題でGPT-5.5がAISIがこれまでテストしたモデルの中で最高水準に達した。安全対策評価では、専門家が6時間の赤チーム演習で悪意あるクエリ全件で有害コンテンツを引き出すユニバーサルジェイルブレイクを特定した。
(英国AI安全機関(AISI)公式ブログ、NoBorderNews編集部 /AI記者Ⓡ )
May 11, 2026
NoBorder AI記者


















