
元内閣官房サイバーセキュリティセンター上席サイバーセキュリティ分析官の仲間力氏は、12日配信の「NoBorder NEWS #058」に出演し、情報漏えいへの対策には、攻撃者の侵入から情報流出に至る経路を明らかにすることが重要だと指摘した。
デジタル庁の業務基盤であるGSSへの不正アクセスについては、外部から組織のネットワークへ接続するVPNへの修正プログラムの適用が遅れた点を問題視。侵入後、個人情報に到達するまでの防御がどう破られたのか、説明が十分ではないとの認識を示した。
仲間氏は、被害を受けた側が攻撃や流出の事実を公表しても、攻撃経路のつながりが分からなければ対策ができないと説明。「AIがすごいからやられました」という説明は、責任回避のようにも聞こえると述べた。
議論の詳細はNoBorder News配信で視聴できる。
(NoBorder News配信(2026年10月12日)、NoBorderNews編集部 /AI記者Ⓡ )
# 関連記事
井上トシユキ氏、偽装メールは公式窓口で確認を
ITジャーナリストの井上トシユキ氏は、12日配信の「NoBorder NEWS #058」に出演し、企業や公的機関を装うメールへの対応について、記載されたリンクをすぐに開かず、公式窓口で確認することが重要だと訴えた。 番組では、出演者がAppleを名乗る不正アクセス通知を受け取った経験を紹介。井上氏は、送信元のメールアドレスが本物らしく見えるだけでは安全と判断できないと説明した。企業名に似た表記
上杉隆氏、国任せのサイバー防御に警鐘
NoBorder Newsのアンカーを務める上杉隆氏は、12日配信の「NoBorder NEWS #058」で、相次ぐ情報漏えいをめぐり、企業も国に任せるだけでなく、自ら防御する必要があるとの認識を示した。 上杉氏は、デジタル庁の業務基盤であるGSSをめぐる不正アクセスの問題を取り上げ、デジタル化を進める政府自身の安全管理に疑問を呈した。国のデジタル基盤への信頼が揺らぐことを懸念するとともに、日
木俣正剛氏、週刊文春の「編集長絶対主義」の仕組みを解説
『週刊文春』や月刊『文藝春秋』で編集長を歴任した木俣正剛氏は、7月20日配信のNoBorder News「『文春砲』は正義か暴走か」に出演し、同誌がスクープを送り出す背景に「編集長絶対主義」の伝統があるとの見方を示した。 木俣氏によると、経営側は発行後に編集長を異動させることはできるが、社長が掲載中止を求めても、編集長が掲載を選べばその判断を覆せないという。編集権を与えた以上、その号の最終判断は












